まぁ、色々と考えることがあって・・・、まとまるかどうか分からないんですが、お茶でも啜りながら聞いて下さい。

私は、
カッコつけのために男性キャラにたばこを銜えさせるのがとんでもなく薄ら寒く感じてます

まぁ、それもあって「鋼」のハボックはダメなんだけど。
あとは「最遊記」の沙悟浄とかね。
(どっちもファンゴメン。)
だから、コスプレをやっている人で、それを出汁に使う人も何だか薄ら寒く感じます。
(該当する方もスマン。)

たいがい女性作家さんに多いような感じがするんだよね。たばこを銜えさせるのが(それとそれに付随する行動が)その人にとっては萌えポイントかもしれないけど、自分には全く萌えない。
いくらかっこいいキャラで自分が好きなキャラでも、そういうシーンに出くわした途端に、確実に「褪めます」。だから、「幽遊白書」の同人誌で、摩耶薫子が蔵馬にたばこを銜えさせえていたので、摩耶薫子の同人誌を買わなくなりました(そもそも原作では銜えていない)。
そもそも、「かっこいい」と思わされている洗脳だという点。
基本的にはアメリカから輸入されたCFなんかによって(或いはジェームス=ディーンなどの映画によって)、そういうものが「かっこいい」と刷り込まれているだけじゃないのか、と。
町を歩いているおっさんが銜えていても、全然銜えていない時に比べてかっこよく見えるわけでもないし、銜えない人がかっこよくなく見えるわけでもない。

そこに萌を感ずるのはその作家さんの勝手だけど、自分はそれに萌を感じないという以上は、この方向性はこれからも続いていくんだろうなと思う。

ともかく。
何度となく書いているように、たばこは戦時中の戦費稼ぎに利用されたため、その当時の男性の喫煙率がとてつもなく高かった(吸うことを国が礼讃していた)、という事実もあり、個人的にはそれにいいイメージを全く持たないのです。

女性性としては、男性の銜え姿(及びそれに付随する仕種)にかっこよさを感じるのかもしれないけれど、それは自分にとっては非常に笑止千万です。おそらく男性性として男性も「かっこいいから」とたばこに手を染める若い高校生などにも多いわけではあるけれども(近頃は女子もな)、それをかっこよく見えている最初の根源は先ほど述べた戦時中の兵隊さんであり、その後はアメリカからの情報であり、それが今ではアニメマンガ文化の中で息づいてしまっている・・・・・・。
そう考えると、やっぱりアニメマンガ文化の中で今なお残るそういう手法ってのは、禁止すべきというような類ではないですが、少なくても「考えモノ」です。CFをやらなくなった日本において、間接的にCFをしているようなものですからね。

ホント・・・「男性性」の「大人」な男の象徴としてこうした小道具を描くのは、もう止めにしませんかね?

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