J2仙台、汚いプレー続出でスタジアム騒然
2006年8月12日
ユアテックスタジアム仙台ではホームの仙台がアウエー水戸を迎え、19時にキックオフ。この日は仙台のキープレーヤー・ロペスへのマンマークをあえてしなかった水戸に対し、そのロペスが前半のうちに2得点に絡む活躍を見せるが、水戸は後半に入りそのロペスへのマンマーク対策として、負傷明けのMF6小椋祥平を入れ、反撃を仕掛ける。が、その5分後、ロペスの背後からのその負傷した足へのタックルという汚いプレーにより、小椋はわずか5分で負傷退場を余儀なくされるというプレーがあり、またロペスへのおとがめなしということも重なり、水戸のサポーターからの大ブーイングがあるという出来事があった。これについては水戸の前田監督も、「小椋は2か月の捻挫明けから復帰したばかりで、後ろからのタックルという危険なプレーにより負傷した。救急車で運ばれていった。（骨が）折れているかもしれない。これは残念なことだ」と試合終了後に語った。水戸の選手もこれに発奮し、そのおよそ10分後、DF32大和田真史により1点を返すも、70分には仙台が1点を追加し3-1で終了したが、終了間際にも負傷退場した小椋と同じ修徳高校出身で同じ年のMF29眞行寺に対して仙台選手が食ってかかる場面なども見られ、終始仙台の汚いプレーが目立った。
こうした一連の仙台のプレーは観客に子供が多いことをかんがみると、上位につけているとは言えJリーグとしては避けなければいけないプレーであった。なお、仙台はJ1経験もある強豪。前身はブランメル仙台。JFL加盟のソニー仙台FCとは別組織。（水戸支局）
※なお、ネタばらししますが、この記事は架空のものです。試合で確かにロペスにより小椋が倒され、救急車送りになったのは事実ですが、この記事はあくまでも私が「記者だったらこう書きたい」という文章を、共同通信ハンドブックなどに基づき奏しました。どの新聞社にも載っていませんので、あしからず。
だって、「特電＝仙台・赤野多仁（あかのたにん）」とあるでしょ？
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