今日も3時前に目覚め・・・

今日、仕事入れていなくて良かった・・・。
歯医者はあるけどね。
もしかしたらレディースデイなので、映画「ブレイブストーリー」をもう一度見に行くかもしれませんけど。
って、お前女じゃないだろって突っ込みを承知で敢えて無視。

というか、カミサンを割り引かせて、自分はレイトショーで見ればお安いもんね。一人1100円程度。
だったら・・・と見に行こうかなって。
近くでは18日が最終日に決まってしまって、
「あぁ、これ以上の観客は望むべくもないんだな」
とちょっとさびしい気持ちになりました。1ヶ月ちょっとか。あんまり長くなかったなぁって。
そりゃ、Yahoo映画だのなんだのでは、原作ファンから叩かれるし、男性オタクからは「ただのホモ映画」みたいな話や「ご都合主義」とかいわゆる「オトナを自称する男性オタク」らしい揶揄も沢山見かけましたが。
でもね、映画の受け取り方は人それぞれ、自分としては久しぶりに墓場まで持っていこうという作品でしたけどね。
内容も、科白も、シーンの一場面も、色々と自分の中に息づいていますから。

そして、やはり腐男子としては「ミツワタ」若しくは「ワタミツ」な世界で、小学5年生なのにあそこまでBLっぽくいちゃつけることに感動ですよ。
小学5年といったら、おそらく今の小学生は「性的語彙力」はかなり進んでいると思うんですよ。ホモって言葉だって、実際には各種お笑い番組では「否定される」ように扱われてきた。最近はそれでも減ってきたほうだけどね（ちなみにホモネタでこれでもかとこきおろしたのが、とんねるず。だから好きになれない、今でも）。だから、ホモって言ったら、基本的には小学生でも「マイノリティー」を感じるはずなんだと思う。だけど、映画の中ではそういうのを感じさせずに「友情の最たる形」として、BL的とさえ言われてしまうような雰囲気まで書いてくれたのがね、嬉しかったんですよ。いちゃつくとか、嬉しくって抱きしめちゃうとか、そんなの「ホモ」じゃないよ、「友情」でしょ？女の子同士なら許されて、男だと「ホモ」だって許されないのって、何か違和感があるんですよ。つまりさっき自分は「BLっぽくいちゃつけることに感動」と書いたけど、正しくは「（表現が）BLっぽく（なるまで）いちゃつけ（られるほどに友情を描いてくれ）ることに感動」なんですよ。

「辛い時辛いと言えたらいいのになぁ」
とはAquaTimezの歌詞ですが、
「楽しい時に楽しいと表現できたら・・・」
「嬉しい時に嬉しいと素直に表せたら・・・」
　・・・『いいのになぁ』と、私は思います。
言うだけが全てじゃない。言葉以上に行動がモノを言うコトだってある。それを素直に表現できる小学生（子供）って、やっぱりスゴイ素晴らしいと思うんですよ。大人を意識してあばずれた子供より。いつの日かそれを大人になると失くしてしまうんだけど、それが本当に正しいことなの？って疑問を投げかけられたような感じがしています。「大人になる」って、そういうことなの？と、小学生から「大きな課題」をぶつけられたような気がします。だから、我々大人は、それに対して「答え」を提示していかねばならないと思うんです。その意味で、自分は「墓場まで持っていく」くらいの作品だと思ったのです。それに答えず大人としての「自覚」のない人は作品を否定し続けるのでしょうが、それは子供に対する傲慢です。そもそも、今まで大人は傲慢すぎました。子供の放任主義だって傲慢ですし、詰め込み過ぎだって傲慢です。何にしても子供から逃げていたような感じがします。そんな中で、この作品が全ての子供たちとその家族、周りの大人に対してのメッセージ性を感じたんですよ。だから、自分はこのメッセージをきちっと受け取り、これからに繋げる言葉としてここにこうして言葉を残していこうと思っています。

長文であることが多いブログですが、多少なりとも同じ思いを持っていてくれたら、私は地球の片隅で本当に嬉しいと感ずることでしょう。