自分はそこまで有名になろうとは思わない・・・というかなれないですが。
できれば、「B’s LOG」あたりから取材が来たら嬉しいけど。

それはさておき。
「腐男子」ってのはそれはそれで「自虐的」な用語だな、と思う。他人から言われると、褒め言葉でもあると同時に「差別的な用語」であるような感じもする変な言葉だ。

そもそも、腐男子に対する風当たりはまだまだ厳しい。
それ以上に男性からは「ホモ」というイメージで見られることが間間ある。
しかし、自分は結婚した(ここではあんまり書いていないが、先日入籍したので報告までに)し、ノーマルだと思うし、リアルの男性に抱かれたいとは正直思わない。
と考えると、そのイメージは間違いなく「ウソ」だ。
だのに、やはり男性(社会)からの視線が痛い。
(とは言え、女性からの視線はそれほどではないが。)

男性ってのは、以前からも書いてきているように、「男性に自殺が多い」のは「男性性を期待されている」コトへの「未熟性」な自分に『恥』を感じて自殺するという、日本人古来の「武士道」精神というか、ハラキリ精神のような感じを私は持っている。
ただし、武士は自分の若さを保つために男の子を抱いていたというのは歴史上で有名な話ではあるが(無論全員が抱いていたわけではない)。
そういう精神を持っている人間からには(もっというと、電車への飛込み自殺をして電車が遅れた時に死んだ人に文句を言うような人間、と言い換えてもいい)「腐男子」というのは「変わり者」として見えるのだろう。
しかし、変わった視点で見れば、「自分の『生』」をコントロールする術を知っているからこそ、腐男子は生活が出来ているわけで、「潔い」と言えなくもない。

腐男子である理由は、「自分が女性だったら」という根底にあるその人の願望が、自分が男性であるにも拘らず「女性の心も持ち合わせることが出来」、その結果として腐男子たる状況なのではないか、と。
自分が「やおい」を見て性的興奮を覚えるのか、というと「覚える」わけだが、その時に自分が「男性」として興奮しているのか、それとも「女性」として興奮を覚えるのか、それとも「女性であったらこうして興奮するのか」と女性の興奮を想像して自分が興奮するのか、その状況は良く分からないが、少なくても「自分のいくぶんかの」女性性(女性への憧れ性)というのは感じ取っている。
女装癖とはちょっと違うのかもしれないけれど、何かしらその間の類似点が見つかるかもしれないと思っている。

そもそも・・・。
マンガでしょ、アニメでしょ、ゲームでしょ。現実とは違うのよ、あの世界は。
だからこそ「腐男子」というのがあってもノーマルとして成立するの。
ホモの人にはそういう人用の雑誌がまた別にあって、それは腐男子も腐女子もあんまり見ない代物であって、別物だってことですね。
自分が女だったら、絶対に鬼畜な腐女子になっていただろうけど、男子だったからこれ位で済んでいる位。
「サイゾー」でも「腐男子」という言葉を使った今日この頃、まだまだ普遍的ではありませんが、それでも自分はこれをやめる気はありませんよ。

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