「NHK青春メッセージ」打ち切りに [日刊スポーツ]

11月25日付 日刊スポーツの報道「「NHK青春メッセージ」打ち切りに」へのコメント：

誰も見ていないってことか。

そもそも、若い人に向けての番組だったのに、そういう難しい問題だったりすると避ける人が多くなってきたものだから、NHKでも苦慮してバンドを出演させるようになったりして、てこ入れは図ってきたんだろうけど。

とにかく、残念。

つまりは、「何も考えない」ことがクールで、「熱く夢を持っている」人が「うざい」ということであって、若い人では「流行らない」方向なんだな、と思うにつけ、今の時代というものに対して苦痛を感じさせるに十分なニュースだった。

厭だね、今って。
一生懸命になっている人・真面目に取り組んでいる人が馬鹿を見る世の中。
そりゃ、上手く世渡りの出来る、狡猾だけど知的ではない「考えていない」「一生懸命でもない」「真面目でもない」人間のITベンチャーH社長のような人が社長になる国だわ。

そんなんだもの、子供も夢を見なくなるし、荒れることにもなるよ。夢も希望もないもん。
え？
ネズミーランド？
あれは似非な「夢」と「魔法」の国。
アメリカから来た「夢」なんて、私はクソくらえですよ。ブッチュを大統領に据えている時点で、更にはジャパニメーションをパクるようになっている時点で、更にはアメリカの文化の一つとなっている時点で、私には眉唾物だったりする。

「夢」は自分で考え、自分で生み出すもの。
誰かに作ってもらうものなんかじゃない。

cogito ergo sum.
Je pense， donc je suis.
I think， therefore I am.
我做思考。因而我存在。
我思う、故に我在り。

これは日本では本当に限られた一部の人の中にしか存在しないのではないか。
特に若い人に於いては。
やはり、住みにくい国だな、と改めて思った。