ラジオの話。
昔からラジオのハガキ職人だった手前、ラジオにはかなり「通」じていると思います。

持っているラジオは、これと同じように結構大き目のラジオ。
家電量販店では、もっと大きいラジオがありますが、もし遠方のラジオを聴きたいという時には、こういう大き目のラジオがオススメです。

ウラワザ

?ロッドアンテナは畳む(伸縮するアンテナ)。
→これは、FM・短波用のアンテナなので、AMでは意味がありません。ちなみに、FMだと、長くした状態で方向を色々と変えます。短波の場合は、長さを調節して調整します。
?ラジオを写真のように垂直にして、垂直のまま左右に8の字を描くように回して、ベストポジションを捜す。
→AMのアンテナは、写真のディスプレイ部あたりの中に入ってます。「バーアンテナ」というのですが、形は電磁石のような形をしていまして、そのアンテナに入ってきた電波を増幅して聞こえるようにしています。なるべく電波が入るポジションを捜すってことです。
?なるべく窓際(出来れば外)で聴く。
→マンションなど、鉄筋で出来ている所では、電波をさえぎってしまうことがあります。なるべく影響のない所で。人によっては、毎回歩道橋で聴くって言うツワモノも。
?チューニングを変える。
→例えば、OBC1314Khzだと、1313Khzや1315Khzに調整した方が聞こえやすいこともあります。また、KBS京都(1143Khz=1134Khz文化放送とかぶりやすい)など中継局がある場合は、福知山中継局(1215Khz)などに合わせた方が聞き取りやすい場合があります。
?それでもダメな場合は、針金を巻く。
→エナメル線でいいです。垂直にした状態を保ったまま、ラジオの縦方向にぐるぐると巻いていきます。バーアンテナはコイルになっていますから、それを更に補助してやる意味があります。
?それでもダメなら、家電量販店で相談。
→「なるべくバーアンテナの太いものを下さい」と、新しいものを買うのも一手。厚みがあり、大きいものであれば間違いがない。なお、ラジオの商品知識がない店員も多いので、注意。買い換えた上で更に上のものを試すと、結構音が良くなることあり。
?マニアックなアンテナを購入。
→指向性アンテナを購入するって手も。大きなハエタタキのような形をしているものがあり、これを使うとだいぶ改善するとの話があります。

勿論、それでも無理なものは無理です・・・。
例えば、東京で沖縄のラジオは入りませんでしょうね。
ただ、やる気になれば、東北から九州のラジオを聞くことも可能です。実際、茨城から九州のラジオを聴いていたこともありましたので。

なお、SONYでは、65万円もするラジオを作っています。受注生産だそうですが、流石にそういうのは要らないです。
多分、8〜9000円くらいの大き目のラジオで充分かと。
因みに、自分は無理をして34800円のパナソニックのラジオを買ってしまいました・・・。

ちなみに、全国AM局の中でも一番変わっているのが「ラジオ福島」。
ラジオ福島は、本社のある1458Khz(福島)よりも、中継局の1098Khz(郡山)の方が絶対聞こえると思います。
というのも、福島局の出力は1KW、郡山が5KWだから(通常は本局に比べ中継局の出力は弱い)。
勿論、ニッポン放送や文化放送、MBS、ABCなど50KWに比べたら弱いですが・・・(因みに、AM神戸・ラジオ日本・KBS京都が20KWなはず)。

【更新25日正午】
そもそも、家電量販店の知識のない人間を使っているのは困りますね。PC関連だけしか詳しくないとか。
電気系の大学を出たとか、工業高校とか高専だとか、色々と勉強してきている人はたくさんいると思うのですが。
自分なんかバリ文科系ですけど。
でも、ラジオだのテレビの商品知識は、人一倍です。
しかし、それだけ何回も中を分解しては壊してきたけどね。

【更新25日18時半】
ようやく「好きしょ」ラジオのリンクが修正されたようです。
ここでは先に聴ける技を紹介してきた訳ですが、これで名実共に陽の目を見ましたか。
それにしても、ランティスの社員・・・。
UPしてからチェックしていないのかな。ADさんか誰かだろうけど、ちょっとまずいでしょうに。
自分だったら、絶対にやりますね。
マスコミにいた人間としては、まずリハーサル・本番・納入前チェック・OAチェックというのは当たり前の世界なので。
これでちょっと勉強していただいたとは思いますが、これがネットでなくてラジオの本放送だったら、エライことですよってに(昔「鎧伝サムライトルーパー」が間違って別の話を放送してしまった時にはエライ騒ぎになったし、一週間最終回が伸びるってのは結構局側としては大変だし)。

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