埼玉の集団自殺、ネットで募集、全国から集まる [朝日新聞]

10月14日付 朝日新聞の報道「埼玉の集団自殺、ネットで募集、全国から集まる」へのコメント：

また別な転職活動が×で終わりを告げました。
やっぱり自信なくすなぁ・・・。
まぁ、次がないわけではないけど。
練炭自殺した7人の多くが「就職失敗」「受験失敗」を苦に・・・と言う話を聞くにつけ、他人事じゃないのよね。
誰にでも失敗はあるんだ（ってNARUTOの曲かよ）けど、何度も失敗したら、そりゃ凹むよ。

大体、今の企業社会では、「即戦力」をキーワードに、一般のペーペーはどこも雇わないからね。基本は「派遣」「契約」社員であり、正社員でもなく。汚いと言うか、小ずるいと言うか。
綺麗事かもしれない、理想論かもしれないけど、やっぱり企業は人間を育てるべきだと思うけどね。大体、会社に入る人間の多くは「世渡り上手」な人間だけ。そうはなれない真面目で一途な人間には不遇だよ。
白か黒かと言う二元論で「できる」「できない」だけで人間の尺度を決められたら、やる気も殺がれるよ。
ニートという言葉があって、「何もやる気をなくした若者」と揶揄されてしまうわけだけど、それは企業の責任もあるんだってことだと思う。

ともかく。
以前に自分のHPでも書いたし、過去の日記にも書いたかもしれないけど。

男性のほうが自殺が多いのは、男性のほうに「求める」ことが多すぎることが原因だろうと言っている。
期待されても、人間なんだし、落ち込むことも辛いこともある。
でも、「男たるもの泣かないで強く生きるべし」という風潮がやっぱり男性の周りには付きまとっていて、その重荷から逃れられない。
だから、求められたことができなくなると、「生きていく価値がない」と言うことにもなりえるし、結果として『死』を選ぶ人間も出てくる。

勿論。
女性にだって辛いこともあるし、「子供を産まないの?」という質問に代表されるような「期待」が多いことも事実。
でも、やっぱり強いんだろうね。女性は。
男やもめと女やもめの話をよく引き合いに出しますが、男やもめはズタズタになり、女やもめはピンピンしていることが多いということからも分かるね。
（まぁ、男性の多くが料理や洗濯、掃除を嫌うためにそれができないからズタボロっぽく見えるってのもあるだろうけど。）

そういえば、この前買い物に行って。
冷凍食品コーナーにいっぱい食材があって、それを女性が色々と物色している所の傍に、つまらなそうにスーツの男性が立っていて、「早くしろよ」って威張っていた人がいた。
「キミ作る人・ボク食べる人」というキャッチコピーが問題になったのはもうだいぶ前だけど、今でもこの風潮は日本では歴然として残る。
『アットホーム☆ダディ』 というのは、あくまでもドラマの世界なのね、って悲しく思う。

ともかく。
肩の荷を下ろさせて欲しいわ。自分は。
どうせ男性ではないし、性格上は。

ああ〜っ、やっぱり実家に帰ろうかな。
誰もいない空き家になってるだけだし。家賃も要らないし。
何か事業でも興したほうがいいかなって思ってきた。疲れたもん、都会は。