重慶市の関係者からおわび 共同通信HPへメール
中国で開催中のサッカー・アジアカップで、中国人観衆が日本の選手やサポーターに激しいやじやブーイングを浴びせていることについて、「一人の中国人として日本チーム、サッカーファン、日本の皆さんに心からおわびしたい」との中国語のメールが6日までに、共同通信社ホームページ(HP)中国語ニュースサイトあてに寄せられた。
身分を明らかにしていないが、文面から日本の事情に詳しい重慶市の関係者とみられる。
「一中国人の見方」という題名のメールは、重慶市の幹部が1カ月余り前、日本サッカー協会を訪問したことを紹介。日本側の協会幹部と懇談した後、この重慶市幹部が関係者に「重慶市民の反日感情がアジアカップの日本チームの試合に暗い影を投げかけないか心配だ」と内心の憂慮を示していたことを明かし「事態は不幸にして彼が心配した通りになってしまった」と述べている。
日本サッカー協会によると、確かに6月下旬に重慶市副市長らの表敬訪問を受けたが、その時は友好的なやりとりに終わったという。
重慶市で行われたゲームでの中国人観衆の態度について「観衆の側に非がある」として、その理由を「参加国の国旗や国歌に対する尊重は、国際的なスポーツ行事では最低限守るべき規則であり、中国の観衆は主催国として、対戦する両チームを平等に扱う必要がある」と指摘。
重慶市は旧日本軍の爆撃を受け、日本への反感があることは理解できるが、「それが道徳を守らない理由とはならない」として「同様に侵略の被害を受けた韓国人は、試合では日本チームを尊重し、試合そのものに勝利することに民族の思いを託している。これこそが成熟した民族の態度だ」としている。(共同通信)
[8月6日14時50分更新]
当然、いつまでも中国は日本を敵視してなんかいない。
日本も、同じくアジアを未だに卑下している人が多いけど、それはもう終わりしないといけない時期に来ている(まぁ、経済状況や治安状況が悪くなると、外国人を排除したくなるというのが人間の本質ではありますが。アメリカの同時テロのとき然り、関東大震災での韓国人虐殺然り、中国・重慶では現在沿岸部と違ってあんまり経済状況がよくない、ということを忘れないで見ておくこと)。
正直、2chあたりで中国・韓国・台湾をたたき出してから、ネットでの応酬ってのが激しくなっているんだよね。
それと、CXをはじめとする新右傾化の台頭で、そういうアジアの日本たたきをこれでもかと流す。結局視聴率が取れるからなんだけど(と、以前局内にいた人間は痛切に感じる)。結果、左の代名詞ともいえるANBだってそれを取り上げざるを得なくなっている。
総右傾化時代。
とも思える状況に、私は些かの恐ろしさを感じているんですけど。
一方こちらは日本の要人発言。
<ブーイング問題>石原都知事「民度低いからしょうがない」
中国で開催中のサッカー・アジア杯で、中国人観客が反日感情を噴出させている問題で、東京都の石原慎太郎知事は6日の記者会見で、「民度が低いんだからしょうがないね」と不快感をあらわにした。さらに「ああいう独裁政権というものは自分を維持するためには仮想の敵を作らなくてはいけない。それが日本ということになっている」との見解を示した。
そのうえで「近年のうちにオリンピックを催す国の国民の資質がああいうものだということになれば、まゆをひそめる国はたくさん出てくると思う。北京の政府は早く、打つべき手を打つべきだろうね」とも述べた。【高木諭】(毎日新聞)
[8月6日20時53分更新]
どっちが民度が低いんだか。
どっちもどっちって思うけどね。
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