三万年の死の教え―チベット『死者の書』の世界

ISBN:4041981018 文庫 中沢 新一 角川書店 1996/06 ￥483

はい。
てなことでもうすっかり恒例になってしまった「ブックレビュー〜梅雨に読むならこんな本〜」です。

今回のこれは、どちらかというと、ハードカバーで読んだ方がいいと思いますが、今回文庫で紹介します。

中沢新一は、宗教評論の第一人者。
オウムの時にも何度も発言した人間で、彼はオウム側に立っているなどの誤解を受けて有名になった人でもあります。
まぁ、どちら側に立っていようが、私はどうでも良く、この本のいいところは、仏教の原点が見えてくると言う部分。
宗教の中で「神道」「仏教」が日本の古来の宗教ですが、そのひとつを知る上ではこの本がバイブルになるかと思います。

まぁ、日本ではクリスマスだハロウィンだ・・・とキリスト教まで混じっているので、全然興味がない人が多いでしょうけどね・・・。