君が輝いて見えるとき―ぼくの青春論

ISBN:4569565492 文庫 藤川 桂介 PHP研究所 1993/05 ￥489

はい。
てなことで、今日は「梅雨入り記念！　祝！！家の中で本を読むならこれでしょう！！！」と題して、もう1冊ご紹介。

こちらはPHP文庫。
PHPはあんまり個人的に気に入るものはないのですが、これは夢中で読みました。
藤川さんは、その昔アニメのライターをやっていた方で、小説家でもあります。代表作は「宇宙皇子（うつのみこ）」。

「青春」を論じてくださっていますが、あんまり堅苦しくもないので、中学生でも平易に読めるかと思います。
正直、オタクには厳しい内容を書いているので、その手のファンがその手のライターだからと読むと傷つく可能性はありますが、自分自身はオタクでありながらもオタクのようではないという部分があるので、「うんうん」と頷きながら読むことができました。

10年以上前の作品なので、アウトオブデートな所もありますが、それでも今でも青春の根底に流れるものは同じなはずなので、何かを得るものと思います。