8月になりました

ジャスコに買い物に行くと、いつぞやの話し掛けてきたおばさんが話し掛けてきた。
色々と聞いて来るのはいいけど、正直話を聞いてないな・・・何度も話してるよ・・・同じこと訊かれて。
まぁ、仕方ないんだけどね。

さてと。
病院には行って来ましたが、今日も寝ておりました。
その寝顔ったら、もう目も当てられないので、すぐに帰ってきました。洗濯物を持ち帰り、うちから着替えを持って行ったものを戸棚にしまい、いたのは約5分くらいですか。

とにかく、このまま退院したら、暫くは家で見なきゃいけないのか・・・と心配なので、すぐに老健に入れればいいんですけど。
ということで、老健も色々と申し込んでおかないといけないかもしれませんね。
・・・はぁ、何でまたあの人はああなのかな。

update 1st 23:00

自分は、昔から父親には逆らえなかった。
それだけ、手を上げたし、気に食わないと何をしてくるか分からない。
母親も、大分それに泣かされているのも見たし、それで何も言えなくなっていたという事実。
小学校に上がる前から、うちの近くのお寺の娘さんが、テレビマンガも見ないで勉強しているから頭がいい、ということを信じこみ、自分は小学校に上がっても、その前でも、テレビマンガ（アニメ）を見たことがない。
だから、小学校でも話はあうわけもなく、それで人と違うってことでいじめを受けたのだろうけども、本当に彼は「思いこみ」の激しい人だと思う。
勉強すればいい子。
マンガを見ないと頭がいい子。
とかいうのがあったらしい。まぁ、昔の人間で、しかも田舎育ちの農民育ちなので、小さい頃にマンガを見せてもらってない、というのもあるだろうが。
とにかく、そういうことで、テレビはニュースだの一部のドラマだのを見るしかなかった。
見ていないときには、勉強（算数だの漢字の問題だの）をやらされた。小さいのに勉強ができることを自分のことのように自慢していた。
おかげで勉強はある程度できたし、その意味では小学校は勉強もろくにしないで暮らせた。
が、体はそうそう強くなれずに「ひよわ」として通っていた。遊び方なども分からなかったし、外に行って友人と遊ぶことも制限されて、それも「いじめられ」の原因だったと思う。
そういう意味で、本当に彼には自分の人生をこの頃から握られていたように思う。
彼の望む息子、というものを自分が顕現してあげていた、というのは言いすぎかもしれないが、多分にそう言う感じだった。

大学の頃になると、それが本当に重荷に感じるようになってきた。
自分は、それまでの「勉強」「読書」などで、女性解放論者でもあったし、リベラリストにもなっていたので、『○○家』という「後継」としての長男の意味に疑問を感じていたし、ことあるごとに
「彼女はいるのか？孫は見せてくれないのか？」
という言い方をする彼に、嫌気が指していた。
「自分は後継のだけに産まれてきたんじゃないし、自分は自分として生きる」
とはっきり宣言したのもその頃だ。
彼は、学もないし、難しい議論もできない人間で、自分は手こそは上げなかったけれども、論駁して彼から「親離れ」したんだろうと思う。
その彼は、もうシロアリにやられた木のようにベッドに横たわっているだけだ。
自分は、彼の望む「息子像」を見せてあげることは自分のポリシーからもしないが、安らかに余生を送ってくれることを望む。


余談だが、自分が最初にはまったアニメは、「赤い光弾ジリオン」だった。
親がいないときに、たまたま見たのであるが、かっこいいな・・・としみじみ思った。
その後、それまではおもちゃも買ってもらえなかったうちなので、自分で遠出をして隠れて「ジリオン」の光線銃（今もある）を買ってきて悦に入っていたことがある。
・・・それが高じて、今はアニメの武器おもちゃコレクターなのね・・・。
それから「はまった」ものが「魔神英雄伝ワタル」である。その中の「ヒミコ」の声を当てている林原さんとはその後ラジオを聴いたりして長い関係になるのだが、それはまた別の機会に。
とにかく、ワタルやその後はまる「聖闘士聖矢」「鎧伝サムライトルーパー」「幽遊白書」など、男性キャラに熱を上げるようになっていた。
かっこいい、という、憧れたりする感情でもあり、惚れたりする感情にまでなる。
男子中学に通っていた、という側面もあるだろうが、これもまた別の機会で。
全くアニメを見ていなかったわけではないが、「隠れて見ていた」という点と、他の人とはちょっと趣向が違っていたという点（他の男の子は「シャリバン」とかいわゆる特撮ものなどや男の子らしい「キン肉マン」とか「北斗の拳」「ガンダム」などを見ていたらしい）、そして他の人より見始めるのがちょっと遅かった、という違いがあるのだった。

まぁ、見ていたからってバカにはならんよね、ってことですな。
ちゃんと勉強もしてた（できた）し、ちょっと違う方向（男性キャラクター好きとか）になってしまったけど〜。